2008年04月12日

自家膵島移植の実績?

疼痛がひどくて日常生活も送れないほどの慢性膵炎の患者の方に対して、膵臓を摘出し、その膵臓から、インシュリンを分泌する膵島だけを抽出し、肝臓のあたりに自家移植するという「自家膵島移植」という外科処置がアメリカの一部の病院で行われているようですが、日本でも実績があるのかな、とも思えるような記事を見つけました。
「日本消化器外科学会雑誌」というタイトルの専門誌の中の記事らしいのですが、神戸大学の第一外科の先生方が書かれた「慢性膵炎治療における自家膵島移植の有用性」という記事で、その概要によれば、神戸大学で41歳の男性に対して行われたということのようです。
雑誌の発刊時期はどうやら2000年7月のようなので、かなり前のことになります。

しかし、8年前の記事に載っているようなことなのに、現在「自家膵島移植」が治療の一つとして確立しているとか、しつつある、という話は聞きません。

アメリカでも標準治療とまでは行っていないようなので、日本ではまだまだ実験治療ということなのでしょうか。

posted by カオル at 21:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 膵炎と外科的治療