2007年12月29日

フォイパンはだいぶいいらしい。(本から)

『生活習慣とすい臓病』からもう一つ興味深い記事です。フォイパンに代表される蛋白分解酵素阻害剤についてのものです。記事によるとこの薬の効能は、単に消化酵素の働きを抑制するばかりでなく、膵臓の線維化をも抑制することがわかったということです。またすい星細胞という、膵炎を悪化させる細胞の増殖を抑えたり、他の悪化を引き起こす物質の放出を抑制することもわかったそうです。だから膵炎の初期(代償期)ばかりでなく、中期(移行期や非代償期の初め)にも意味があるということのようです。

ただしアルコールを摂取する場合は意味がなくなる、という注釈つきでした。

posted by カオル at 00:54| Comment(15) | 膵炎と薬
この記事へのコメント
お久しぶりです。欠かさず読ませていただいております。
カオルさん、一年間ブログ更新お疲れ様でした。
発病した昨年5月にこのブログを見つけてから心が落ち着きました(^^)

カオルさんは断薬されてますが、私のかかっている医者も薬は忘れるぐらいがいいとおっしゃいますので朝・昼は止めています。

皆さんの症状との大きな差は酒に対してさほど悪化しないのです。
11月・12月は月に10回ぐらい飲酒してしまいました。昨日は2人で焼酎4合瓶完飲^^;

2軒目にいった医者が酒を飲む前に飲めと言った『ファモスタジンD』を飲むとたぶん気のせいなんですが、アルコールのダメージが低いような気がします。単なる胃酸分泌抑制剤なのですが、ラムネ菓子のような食感・味の薬です。その医者曰く胃が活動すると膵臓も活動するので、胃酸を抑えると膵液も抑えられるというのです(?_?)
Posted by けん at 2007年12月29日 11:07
断薬ができるというのはいい傾向ではないでしょうか。最初は少し怖いのですが、症状に悪化がなければ、いいですよね。経済的でもありますし。
お酒で悪化しないというのも羨ましいですね。私も一時期調子がよかったのですが、死期が近いのではと思うような大きな増悪期が来てからは、ほとんど飲めない状態ですね。
胃酸と膵液の関係はかなりあるようです。胃酸は酸性ですが、胃を通った消化物が十二指腸に入ると今度はアルカリ性の膵液によって中和されるそうです。ですから胃酸が減ればそれを中和する役割の膵液も減るという理屈のようです。
人間の体というのは不思議です。
Posted by カオル at 2007年12月29日 23:46
なるほど…あの医者の理屈も合ってたのかあ(^^)
その先生は酒が弱いのでその薬を飲むと二日酔いしないとのことでした(笑)

前にも書きましたが憎悪期未経験です。
私はトリプシン値が異常なので、たんぱく質を取ると膵臓君に違和感がでる気がします。今日は夕飯にベーコン入りのチャーハンを食べたので背中が痛くなってます(>_<)
アルコールを分解する酵素ってなんでしょうか?
検査項目はアミラーゼ・リパーゼ・トリプシンしか測定したことがないのですが・・・
Posted by けん at 2007年12月30日 18:31
かおるさん、お久しぶりです
2007年最後にやはりこちらを訪れなくては新年を迎えられないと思い(笑)やってきました
私も断薬をしていますけど、フィパンが書かれているような効果があるとすると、ちょっとした背中の痛みや違和感も我慢せず、服用した方がいいということになりますね
断薬やめちゃおうかなぁ、ちょっと心が揺れています(笑)
Posted by まきんこ at 2007年12月31日 01:34
けんさん>増悪期は一度経験されることをお勧め、いえいえ経験されない方が断然いいと思います(笑)。アルコールってあるサイトでは、3割が胃で吸収されて、残りが小腸へ回るとありました。全部胃で吸収されれば膵臓には負担がないのでしょうが、そうもいかないのでしょうね。
口からではなくお尻からアルコールを摂取できれば膵臓に負担はないと思うのですが、そんな飲み方で盛り上がっている飲み会は異様ですね。

まきんこさん>
お久しぶりです。すてきなコメントありがとうございます。
フォイパンについては、確かにおっしゃるとおりになりますね。で、その本で該当のページを確認すると、すい星細胞のところですが、「すい臓が線維化して慢性すい炎が進展していくのに中心的な役割を担っているすい星細胞という細胞が見つかりました。まさに星形をした細胞です。一旦、すい臓に炎症が始まると、すい星細胞は活性化してすい炎を悪化させます。蛋白分解酵素阻害剤はこのすい星細胞の増殖、およびすい炎を悪化させる物質の放出を抑制することもわかりました。」とありました。「一旦、すい臓に炎症が始まると」ということですから、症状が落ち着いている時(痛みがないような時)には薬を使う必要はないのかもしれません。
いずれにしてももっと詳しく聞いてみたいところですね。
直接メールしてみようかしら。
Posted by カオル at 2007年12月31日 11:41
私の慢性膵炎はたいしたこと無いそうですが、フオイパンを毎食後2錠飲んでいます。そして、何かを食べたらエクセラーゼカプセルを飲む様言われています。毎食後3カプセル。油物が多いと思ったらもう一つプラス。 とにかく物を食べた時膵液を出して消化せず、薬で消化してしまおうと言う感じです。と言うことは、一生飲み続けるのかなあ…。あの本に関して疑問があれば、膵臓研究室のアドレスが九大のホームページに載っているので、メールしてみるのも良いかもしれませんよ。
Posted by nina at 2007年12月31日 21:50
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

いろいろ、情報をありがとうございます。
あまり、書き込みをしない私ですが、いつも元気や知識をもらっています。
膵臓は、落ち着いているので、薬を飲まない期間を延長しています。

こんな膵炎患者もおりますよ〜。
Posted by ようかん at 2008年01月01日 16:44
ninaさん>あけましておめでとうございます。毎食後の消化剤は大変ですね。私も食べるときついので消化剤に頼る方がいいのかもしれないと感じています。メールについてはお医者の先生は案外丁寧に返事をいただけることが多いので考えてみようと思います。今年もよろしくお願いします。

ようかんさん>
あけましておめでとうございます。こちらこそ今年もよろしくお願いします。

私も断薬して1年半になります。それ自体はいいことなのでなんとかごまかしながらこのままいこうと思っています。完治の治療法が見つかるまで粘りましょう。
Posted by カオル at 2008年01月03日 01:00
男性47歳、某企業の営業部長です。実は私は急性すい炎→慢性膵炎の増悪期で救急車搬送2回、3回入院、現在も3ヶ月毎に通院中です。このサイトは見ていましたが忙しくて書き込みが出来ませんでした。ただ、現在は通常通りに営業をこなし、営業成績も抜群?です。時間を見つけて皆様に役に立ちそうな情報をアップしたいと思います。
Posted by 俺 at 2008年08月17日 21:39
「俺」様、初めまして。コメントありがとうございます。お肩書きから察しまするに、接待等での飲酒が多いのでしょうか。私もむか〜し、若い頃、営業職を3年ほどやっておりまして、いかに向いていないかと痛感したことがあります。でも、職場の仲間で飲む機会が多く、内輪での飲みは楽しかったですねぇ。営業も相当気を遣うことでしょうから膵臓的には厳しいですね。
「役に立ちそうな」情報ということで、勝手にリクエストをさせていただくと、慢性膵炎体験記等をお寄せいただくと、他の働く膵炎おじさんの方々にとっても大変参考になって助かるかと思います。
Posted by カオル at 2008年08月17日 22:36
俺様です、こんばんわ。カオルさんのリクエストにお答えし、この病気の発端と原因・体験を記します。発端・原因は、何と言ってもお酒です。自分は体質的に酔わないのかと思う位に吐くこともなく、乱れもせず、誘われる宴席には必ず参加しておりました。また、油っこい食事が大好きで、好物はピザ、唐揚げなどでした。でも、全然肥満ではなく、まさに「バイタリティ溢れる営業」でした。但し、中性脂肪だけは異常に高く、定期健診では肥っていないことを理由に、「遺伝性、体質だ」と言い張り、逃げていました。そうこうしている内にお得意様と出張に行くことになり、3次会まで付き合い、ブランデー・葉巻を男の契りの証として回し飲み、翌日、異常な腹痛に襲われました。先ず間違いなく、癌を疑い、帰宅後も痛みは全く治まらず、ついに救急車で搬送されました。そこで付いた診断名は何と「急性無石性胆のう炎」、その病院は信用出来ないので、自分で再度救急車を呼び、3次救急施設に行きました。ただ、「胆のう炎」の病名が独り歩きし、救急の医者は「胆のうが腫れている、緊急で取っちゃおうか?」などと囁き、自分もその当時は胆のう炎であると信じていました。その後、何度か夜間救急にタクシーで乗り付け、点滴「ソセゴン注」を打ち、フオイパン・ウルソを服用し、何とか凌いでいました。まだ、胆のうが原因で、胆のうは手術で取れば完治する事を知り、オペを予約。これが命を救いました。オペ前日に、急激な腹痛が襲い、明日が手術なので耐え、いざ手術。何と、腹水が体中に蔓延、そこで初めて膵炎と診断されました。胆のうは切除されましたが、執刀医は「きれいな胆のうでした」との話。これで全てが分かりました。この間の腹痛で急性膵炎が慢性化したと考えてます。先日、現在の担当医に自分の所感を告げると、「でも胆のうは取って正解だった」とのコメント。今では気休めですね。入院期間は3週間、その間は部下が会社の様々な事項を相談に来て、1日も早く出社したい一念でした。現在は、なるべくお酒を避け、クスリを服用し、元気に頑張っています。食事も全く普通、大盛りランチも平気です。煙草も値上がりしたら少し減らす計画です。生活も全く普通通りです。多分に、身体に自信があり、お酒が強く、徹夜も平気で、頑張っている中年男性の方々こそ、この病気に気をつけて下さい。それと「信頼できる医者」を探しておくことです。お互いに長生きしましょう。まだまだ、やり残した事が沢山ありますからね、では。
Posted by 俺 at 2008年08月23日 22:07
「俺」様、ありがとうございます。壮絶な体験談で、苦痛もさぞかしだったと察しますが、ただ全体からは、何かこれからもやるぞ、というバイタリティが感じられてうらやましい気がします。私などは、早く隠居したい(できませんが)思っているくらいですから。
胆嚢か膵臓かというのもよくわかりにくいみたいですね。膵炎かと思ったら胆嚢炎だと診断される場合もあるようで。
それにしてもアルコール族についてはお酒とのつきあいが難しいですね。
缶ビール1本までOK、なんていう回復パターンはないでしょうか。ないでしょうかね。(ないですねこれが。)

職場では「飲めない人」という認識がようやく定着してきて説明は楽になりました。でもつまらないです。

どうかご自愛ください。
Posted by カオル at 2008年08月25日 23:52
カオルさんも元気を出して、隠居など視野に入れず、バリバリ頑張って下さい。
Posted by 俺 at 2008年08月28日 17:48
昨年から慢性膵炎の仲間入りしてしまいました。健康診断で超音波検査により膵管拡張との事でした。再度MRI等検査によりアミラーゼの数値も高く診断が下りました。毎日お酒を飲んでいたし、脂っこい物大好きでした。10年位前に甲状腺バセドウ病になりました、その後アイソトープ治療で低下症にしてチラージンSの錠剤を現在に至り服用中です。慢性膵炎の情報を色々知りたいので宜しくお願いします。
Posted by コト at 2014年02月16日 15:16
コトさん、初めまして。管理人のカオルです。
コメントありがとうございます。慢性膵炎が「完治する」という情報は残念ながらないのですが、慢性膵炎に「対処する」方法であれば様々な症状の方々がいろいろ情報をお寄せくださっています。
私も「慢性膵炎疑診」の状態で、幸い日常生活は普通に送れているのですが、「飲酒」がダメです。(ぜいたくな悩みかもしれませんが)
 幹細胞など、医学的な進歩もあるようですが、まだまだ末端の患者の恩恵にまで至らないようです。
もう少し長生きして、おいしいお酒が飲める日が来るのを気長に待っている今日この頃です。
よろしくお願いします。
Posted by カオル at 2014年02月16日 18:14
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