2012年02月27日

慢性膵炎臨床診断基準2009再考

2年以上経って言うのも変ですが、2009年慢性膵炎臨床診断基準はかなり画期的なような気がします。最近、この基準を特集した雑誌「膵臓」の電子上の記事をざっと読み返したのですが、前に見落としていたことがあることに気づきました。それは、

@慢性膵炎の今までの基準が、すでにかなり症状の進んだ場合にあてはまることであり、その基準に基づく診断がされてからでは、打つ手があまりなかった、ということをお医者の方も自覚されていたらしいということ。

Aよって「早期慢性膵炎」という概念を取り入れたが、これが「世界初?」の試みであること。(ホンマかいな?)

BEUSがその、早期慢性膵炎の判定にはかなり役立ちそうだということ。

とはいうものの、早期の段階で慢性膵炎を的確に診断することや、その悪化を未然に防ぐことがどれだけ現場でうまくおこなわれるか、ということについてはお医者の方々も手探りなようです。

しかし、その方向性は間違っていないと思います。

未然に悪化を防ぎ、そして、悪化している人の膵臓を再生し、また(できれば)お酒が普通に飲めるような治療法を見つけて欲しい・・・・・・・。

posted by カオル at 23:35| Comment(8) | TrackBack(0) | 膵炎と定義