2011年03月10日

豚の体内で膵臓の再生?

毎日新聞の電子版によると、豚の体内で豚の膵臓を再生することに成功した、というわかったようなわからないようなニュースがあるようです。

2011.2.27

ブタ:体内で完全な膵臓を再生することに成功 東大と明大

 生まれつき膵臓(すいぞう)ができないブタの体内で、完全なブタの膵臓を作ることに、東京大と明治大のチームが成功した。大型動物では世界初。東京都内で開かれる日本再生医療学会で3月2日に発表する。

 チームはまず、遺伝子操作で膵臓を作れないブタを作り、その体細胞を利用し「クローン胚」と呼ばれる受精胚を作った。一方、正常な膵臓を作れるブタの体細胞からもクローン胚を作成。この中の細胞を、遺伝子操作ブタのクローン胚に注入した。異なる遺伝情報を持つ細胞が混在した、この状態の胚は「キメラ胚」と呼ばれる。

 このキメラ胚を、代理母ブタの子宮に入れ、出産させたところ、誕生した4匹の子ブタはすべて、正常な膵臓を持ち、血糖値を正常にコントロールした。これとは別に、胎児の段階で子宮から取り出して調べた7匹にも膵臓があり、100%、正常なブタの細胞に由来していた。チームは、本来できないはずの膵臓が正常なブタの細胞によって再生され、機能すると結論付けた。

 責任者の中内啓光・東大医科学研究所教授(幹細胞生物学)らは昨年、同様の手法を使ってマウスの体内でラットの膵臓を作り出すことに成功している。

 二つの成果を発展させ、膵臓を作れなくしたブタのクローン胚に、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を注入すればブタの体内でヒトの膵臓ができる可能性がある。しかし現在、国内の規制によって動物とヒトとのキメラ胚を子宮に入れることは禁じられている。

ということですが、豚の体内で人間の膵臓ができる可能性がある、というのは大変に興味深いですね。ブタの体内で出来た膵臓をちゃんと人間に移植できるのでしょうか。

ブタのおかげで酒が飲めるかも。

つまみが豚足ではいけませんね。

posted by カオル at 23:05| Comment(9) | TrackBack(0) | 膵炎とニュース

2011年03月02日

水分補給

久しぶりに膵炎の海外サイトを見ていたら、ちょっとおもしろい記事を見ました。PubMed Healthというページなのですが、慢性膵炎の人の食生活の注意点として十分な水分補給を推奨しています。

Eating the right diet is important for people with chronic pancreatitis. A nutritionist can help you create the best diet to maintain a healthy weight and receive the correct vitamins and minerals. All patients should be:

<正しい食生活が慢性膵炎の患者には重要です。栄養士が適正体重を維持し、適切なビタミやミネラルを摂取するための最良の食生活を送る手助けをしてくれるでしょう。すべての患者は次のことをすべきです。>

  • Drinking plenty of liquids <水分をたっぷりとる>

  • Eating a low-fat diet <低脂肪の食品をとる>

  • Eating small, frequent meals (this helps reduce digestive symptoms)

    <少量の食事を何度もとる(これで消化不良を軽減できる)>

  • Getting enough vitamins and calcium in the diet, or as extra supplements

    <十分なビタミンとカルシウムを食事か栄養補助剤で摂取する>   

  • Limiting caffeine

    <カフェインを制限する>

  十分な水分補給というのは今まであまり聞かなかったような・・・・

  カルシウムというのはどういう関係があるのでしょうか・・・

  以前、増悪期にはカルシウムの多いコントレックスという市販の水を飲んでいたことが

  ありました。なぜコントレックスだったのか覚えていないのですが、おそらくカルシウム

  が良い、とどこかで読んだのではないかと思います。  

posted by カオル at 00:15| Comment(6) | TrackBack(0) | 膵炎と食生活