2008年04月14日

自家膵島移植の治療成績

自家膵島移植について、めっしーさんからのコメントをいただいて思い出したのですが、自分の膵島を自分に移植するといってもそれが100%定着するというわけではない、ということのようです。アメリカではミネソタ大学のサザーランドという先生が知られているようですが、その方が中心となって1995年に書かれた自家膵島移植のレポートでは以下のような成績になっています。

・「膵の全摘+自家膵島移植」を行った48人の患者のうち80%に部分的あるいは完全な痛みの消滅がみられた。
・インシュリンが全く要らなかった人の割合は当初52%で、術後2年から10年まででは34%であった。インシュリンへの依存率は、移植の際に得られた膵島の数によって異なった。どれくらいの膵島が得られるかという点については、膵臓の形態的な特徴によって前もって予想することができた。

インシュリンに依存しない人の割合が良くて5割というのは低いような気がします。

posted by カオル at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 膵炎と外科的治療